第48回日本眼科手術学会学術総会
土曜日の朝一番の飛行機で横浜へ。パシフィコ横浜で開催された眼科手術学会総会へ参加してきました。
国際フォーラムよりはちょっぴり時間かかりましたが、お目当ての一つの涙道のセッションには十分間に合いました。
今回ちょっと見たい機器&涙道関連の機材もあったので別棟の機器展示場にも足を運んだのですが、やたらと「マイナビ」ジャンパーの誘導員がたくさんおられ、案内されるままに企業展示場に入り・・かけたら制止されました。隣の学生さん向け就活企業説明会会場でした。うっかりおじさん恥ずかしい・・
夜は横浜駅で長男坊と合流。講道館で全国医師薬獣柔道大会があった帰りで、東海大医学部(伊勢原)は主力2枚を欠きながらもなんとか優勝したそうです。おめでとうございます。その他学校生活など色々聞きながら駅近くのフードコートで晩御飯一緒にたべました。最近は大学の眼科医局でウエットラボ(豚眼を使った手術実習)も経験させてもらったそうです。ありがとうございます。
「顕微鏡下での左手がむずかしかった!」とのたまう息子に「左手でご飯たべたり、歯磨いたりするんだよ〜」などと無駄な特技を披露したりして楽しいひとときでした。
島根県眼科臨床研究会
日曜日は子供の送迎のあとポンコツロードスターで急ぎ出雲市へ。ニューウエルシティ出雲で開催された島根県眼科臨床研究会に参加してきました。お目当ては筑波大学 平岡孝浩先生から学童近視についてのテーマです。
眼鏡、オルソK、多焦点コンタクト、レッドライト、バイオレットライト等々、近視進行予防治療の現況や最新の知見を拝聴してきました。オルソKをいつまでするべきか?など普段悩む内容にもアドバイスがあり大変参考になりました。先日参天製薬の日本版低濃度アトロピン点眼が認可をとりました。近日供給がされるようになるとおもうのですが、これまで当院でも採用しているマイオピンが今度どうなっていくのか?、きちんとアップデートしていかなくてはなりません。
特別講演2題めも聞きたかったのですが、子供のお迎えがあり急いで米子にとんぼ返り。慌ただしかったです・・
院内研修〜アレジオン眼瞼クリーム〜
昼休憩は参天製薬の担当さんがおいでになり、花粉症シーズンを目前にしてアレジオン眼瞼クリームについて解説してくださいました。
昨夏発売になったばかりの新薬ですが、眼瞼に塗布することで浸透して結膜に到達して効果を発揮する製剤となります。1日1回で持続性が高く、点眼が難しいお子様にも使いやすいです。女性のお化粧やお肌ケアとの兼ね合いには少し注意が必要ですが、患者さんの評判も高い薬剤です。あわせて患者さんアンケートで訴えの多い「目頭の痒み」について、涙液動態からの考察など参考になりました。
ありがとうございました>参天さん。
院内研修〜TECNIS Odyssey〜
昼休憩はAMOとサンコンタクトの担当さんがおいでになり、先日AMO社から発売になった連続焦点型の多焦点眼内レンズ「TECNIS Odyssey」の解説をしてくださいました。
先日の臨眼モーニングセミナーでも拝聴しましたが、これまでのSynergyに比べてハロー・グレアはかなり低減、スターバーストはほぼ訴えがないとのことでした。最初からトーリック(乱視矯正)レンズも併売なのが助かります。レンズの光学特性、レフ値の術後ターゲット、術後検査時の測定値ズレ等詳細に教えていただきました。
当院でも昨年から使用開始しておりますが入れさせていただいた患者様からは大変好評です。また身近なに御自身が入れてもらわれた方もあり、非常に自然にみえる、良い、とのお話を伺っており期待のレンズです。
ありがとうございました。>AMOさん、サンコンタクトさん
院内研修〜多焦点眼内レンズ〜
またホウレンソウでは今回インシデント報告は院長自らでした。点眼の左右間違いをしてしまうというミス。普段必ず患者さん本人にもダブルチェックしていただいてから点眼を点すようにしているのですが、この日は患者さんとのお話しながらの点眼でうっかりしてしまいました。反省です。今年もたくさんの勉強会を企画開催してくれたスタッフさん達に感謝です。お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当はぴえろ弁当
今年最後の予定手術
今年は年初から白内障機器更新がありましたが術中安全性がかなり向上したのを実感できました。そのほか学会等で仕入れてきた手技や新しい機器、新しい眼内レンズなど取り入れて少しずつアップデートも心がけるようにしています。
また今年は涙道内視鏡も導入しましたのでこちらも頑張っていきたいと思います。
執刀させて頂きました患者さん方、いつも難症例を受け入れてくださる鳥取大学の先生方、そして頑張ってくれたスタッフさん達に感謝です。
来年も安全第一!で頑張ります。
鳥取大学眼科同門会
土曜日はANAクラウンプラザホテルにて開催された、鳥取大学眼科同門会講演会に参加してきました。まず近隣の先生方から11題の演題のご発表がありました。視能訓練士の先生からVisual snow 症候群に対する遮光メガネ処方のお話など興味深い話題が多くありました。また、小瞳孔やIFISに対しての瞳孔拡張リング「クローバーリング」について開発者である飽浦先生からの紹介もありました。すでに愛用していますが挿入設置、抜去とも非常に容易で瞳孔&虹彩への負担も極めて少ない優れた手術補助器具です。当院では柴先生の排水器とならんでオペ必携器具の殿堂入りです。
特別講演は九州大学の園田康平先生から「ぶどう膜炎診療のTips」と題してご講演くださいました。症例を列挙しながら分かりやすく解説頂き、基本的なお話から、免疫回復ぶどう膜炎、悪性黒色腫や肺癌治療等に伴うぶどう膜炎など最近の注意すべき病態等大変勉強になりました。ありがとうございました。
九大眼科の歴史のお話もありましたが、開設当時カメラがない時代は専属の画伯さんがおられたそうです。「HPに掲載してありますよ」とのお話だったので早速拝見しにいってみましたが大変興味深いです。絵の美しさもさることながら、詳細に観察できる技術に加え、解剖、組織、疾患に対する知識も有しておられたということですごい事だと思います。プリントして院内に飾りたい位です。
講演会の後は懇親会。久しぶりの先生方と飲んで語って2次会まで。楽しい時間を過ごしました。
院内研修〜アイリーア®8mg〜
昼休憩は参天製薬とバイエル薬品の担当さんがおいでになり、アイリーア(アフリベルセプト)8mg硝子体注射の解説をしてくださいました。今回は特に糖尿病黄斑症(DME)に焦点をあてて、先日東京でも拝聴したSDC(sustainable disease control)の考え方などもお話くださいました。これまでの2mg製剤に対する非劣性検証であるPHOTON試験についても、頂戴したパンフレットには載っていなかった96週での結果も踏まえて解説してくださいました。大変勉強になりました。 ありがとうございました。> 参天さん、バイエルさん。
院内研修〜黄斑円孔〜
火曜日は月例の院内勉強会。本日は事務さんが担当で、黄斑円孔について勉強して発表してくれました。院長は午前診療がずれ込み発表には遅刻。定例のホウレンソウ&インシデント報告から合流しました。今年もあとわずか。お楽しみの新年会の相談もあり妙に盛り上がりました。お疲れ様でした。
臨床眼科学会へ
道中のサービスエリアにて。
月と街灯、シンとした雰囲気、なんか好きです。
モーニングセミナーは多焦点レンズのお話。この度AMO社から発売になったTECNIS Odysseyについて聞いてきました。連続焦点のレンズですが、当院でも採用している同社のSynergyと比較してハロー、グレアはかなりおさえられ、スターバーストも低減されているようです。もともと定評のある優れたTECNISプラットフォームであり、素材&製法、形状、嚢内安定性等、信頼性も高いです。当院も選定医療で使用できるよう届出予定です。先日申請したAlcon社のClareon Vivity、HOYA社のVivinex Gemetricもありますし、だいぶラインナップが変わってきました。
小児近視進行予防のお話も聞いてきました。当院でも低濃度アトロピン点眼を用いておりますが、現在はシンガポールからの輸入となります。同様のものを参天製薬が申請中とのことでごく近い将来認可がおりて使用可能となるようで大変期待しております。ただやはりこれも保険適応にはならなさそうな気配・・。近視人口増加著しい昨今、諸疾患の危険因子となる近視に対する予防医療になぜ力をいれてもらえないのか?と思います。
そのほかオルソK、多焦点コンタクト、レッドライト等治療の最新のお話も見聞してきました。
医院へのお土産は阿闍梨餅。満月本店で大量買いしてきました。
院内研修〜グラアルファ〜
これまで点眼治療は、1成分から始めて病状進行に伴い2成分、3成分と増やしていくのが通常であり、その中でお薬の本数を抑えて患者さんの負担を軽減するために成分を組み合わせた配合剤を取り入れていくと言う考えでした。
以前にも、1成分からの増強で配合剤をもちいて3成分へステップアップすると言う考えを伺った事はありましたが、治療初期から配合剤を使用していきなり2成分3成分といった強化治療を行ういう考えがあるようです。
また、これまでブリモニジンに神経保護作用があるのは有名な話でしたが、リパスジルにも同様に保護作用が認められ、両者の配合剤であるグラアルファはさらに有意差を持って保護効果が認められたとのこと。大変興味深い内容でした。
ありがとうございました>興和さん
瀬戸内眼科コロシアム
白内障手術のセッションでは多焦点眼内レンズについて最新のレンズも含め各レンズの特徴や見え方、選択の指針など大変参考になりました。涙道内視鏡の話では、SGI(Sheath-guided Intubation)手技で涙道内視鏡に直接装着できるヌンチャク型チューブの新製品の紹介もありました。これを使えば手術手順の省略、手術時間の短縮が見込めるようです。
他、レッドライト治療による近視進行抑制治療、網膜静脈閉塞等の眼底疾患と網膜静脈圧の関連のお話など興味深い内容が多く、大変勉強になる会でした。
院内研修〜マイオピン点眼〜
火曜日は月例の院内勉強会。本日は石倉副院長が担当されマイオピン点眼について解説してくださいました。
小児近視進行抑制点眼薬「マイオピン 」は当院でも導入しておjりオルソKと同様に自由診療となります。夜一回点眼で副作用報告もほとんどなく比較的安全な治療であり、当初0.01%の低濃度から導入、先日から0.025%の高濃度版も開始しました。高濃度版の方には以前からリバウンドの問題もいわれておりましたので、中止する際にはしばらく低濃度版に切り替えてからの離脱、等方針確認をしました。その後はまた恒例のほう・れん・そうです。
本日は医学部の学生さんも見学のいらしており、一緒に参加していただきました。お疲れ様でした。
アイリーア®8mg発売記念講演会
品川プリンスホテルで開催されました「アイリーア®8mg発売記念講演会」に参加してきました。
もともと2mg製剤は10年以上まえから使用しておりますが、今春高濃度版の8mg製剤が発売になりました。
滲出型加齢黄斑変性症(nAMD)、糖尿病黄斑症(DME)の治療について、錚々たる先生方が演者、座長をおつとめになり大変勉強になる会でした。
今回の講演会ではSDC(sustainable desease control:持続可能な疾患コントロール)がキーワードのようでした。
nAMDもDMEもなかなか完治は難しく最近ではSDCの考えが重要視されつつあります。投与間隔の延長が見込める薬剤であれば患者さんの身体的、経済的負担の軽減につながり、ひいては医療者の負担軽減にもつながります。
質疑応答で会場の先生からの質問に「患者さんにとって成功体験がとても重要」という話がありました。長期化する治療の中でどうしても治療中断、脱落していく患者さんがいらっしゃいます。治療後「よく見えるようになった!」という体験がモチベーションとなるとのことでした。早期に滲出液が引いている方が長期的な視力予後が良いとのお話もあり、より早くより強く効果が得られる薬剤とのことで期待されます。
当院でも発売当初から使用開始させていただいており期待の薬剤です。
ありがとうございました。〉参天さん、バイエルさん
西医体ボート競技へ
百間川で開催された西日本医科学生総合体育大会ボート競技に後輩の学生さんたちの応援に行ってみました。
今回は近隣をはじめOBに声かけがあり各地からかなりたくさんの先生方が駆けつけてくださいました。やたら教授率が高い錚々たるメンバーで我々夫婦など超下っ端です。OB会長に至っては横断幕まで作成してきてくださいました。
かっこいい!
現役の皆さんはこの一年非常に熱心な練習を積んで来られたとのことで、各種目皆決勝進出されメダル獲得、女子ダブルスカル優勝!、一般女子クォドルプル「Stella」は二連覇!!と優秀な成績を残されました。
そして対校クルー「瑞祥」は舵手付きフォア決勝進出で4位。昨年から大躍進ではないでしょうか?
対校艇「瑞祥」 蹴り出し!
最近OBの支援熱もなにやら高まってきております。また来年も応援にいくのが楽しみです。
東医体 柔道
院長仙台は初訪問です。牛タン、ほや、笹かま・・・。子供の応援にかこつけての旅行、楽しみにしていました。
土曜日は団体戦、長男坊の所属する東海大学伊勢原は危なげなく無事優勝。今回で東医体6連覇だそうです。その前も1度の不参加を挟んで7連覇だったそうで、なかなかすごい戦績です。
日曜日は個人戦、73kg級出場の長男坊、昨年は準決勝でコロンとやられて3位でしたが、今年は気合充分で決勝進出!・・・でまたヒョイっと投げられて残念ながら準優勝でした。来年こそ!
ハラハラドキドキ楽しんだ応援の帰り、仙台発伊丹行きの便が雷雨のためまさかのキャンセル。慌てて新幹線を取り直して深夜何とか帰りつきましたが、月曜の診療に間に合うように帰り着けるのか?一番ハラハラドキドキしました。疲れましたが楽しい夏旅行でした。
おめでとうございます。変なポーズの長男坊・・。
院内研修〜ドライアイ〜
お疲れ様でした。
中国四国眼科ブロック講習会
日曜日はポンコツロードスターで岡山へ。岡山県医師会館三木記念ホールにて開催された中国四国眼科ブロック講習会へ参加してきました。現地&オンラインのハイブリッド開催でしたが、数年後鳥取県開催時の担当に任命されており後学のため現地入りしてみました。
受付や会場のあちこち写真撮らせてもらってました。不審だったかもしれません。
第39回JSCRS学術集会へ
23時ごろ博多のホテル着。ギリギリまで診療して列車に飛び乗ったので晩御飯が買えず、という言い訳を胸にホテルで勧められたラーメン屋さん「一双」へ。
目の前で煮詰められる巨大ずんどうの豚骨がど迫力です。泡々クリーミーで大変美味しゅうございました。
学会場ではまたトラブル回避、対処法を主に見聞きしてきました。まさにここ2週間立て続けに疑い症例に悩まされた後極白内障のお話&対処方法もあり、タイムリーでした。学会に行くたびに毎度白内障トラブル対応のテーマに吸い込まれてしまいますが、考え方と対処法の再確認になるとともにやはり新しい発見もあり大変勉強になります。そのほか某社の最新レンズ、単焦点+αのレンズ、3重焦点レンズについても情報を仕入れてきました。
夜は福岡で活躍中の同期の先生と久しぶりにご一緒しました。コロナ禍でしばらく会えなかった間の近況など旧交を温め、楽しいひとときでした。
そして最終日、新幹線に乗る前に駅前でまた寄ってしまいました。3日間で2食豚骨ラーメン。罪悪感がすごいです。
やっぱり一蘭が一番好き。
院内研修〜コンタクトトラブル〜
昼休憩は月例の院内勉強会でした。本日は事務さんが担当で、コンタクトレンズの不適切使用やトラブルについて解説してくれました。ネット通販などで素性のわからないカラコンを使用しトラブルで来院される方が増えています。往々にしてよくわからないメーカー製で素材や酸素透過性も謳われていないものが多いです。
コンタクトレンズは身近ではありますが一歩間違うと失明のリスクもあるものであり、人口呼吸や透析機と同じ高度管理医療機器に分類されます。信頼できるレンズを装用し定期検診をきちんと受けましょう。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんのお弁当。美味しゅうございました。
院内研修〜アレジオン眼瞼クリーム&涙道内視鏡〜
昼休みは院内勉強会。うっかりダブルブッキングで2つ立て続けでした。
一件目は参天製薬の担当さんがおいでになり新発売となるアレジオン眼瞼クリームについて解説してくださいました。
アレジオン(エピナスチン)はもともと4回の点眼でしたが、数年前アレジオンLXが発売され2回なり使いやすくなりました。今回のクリーム製剤は眼科のなかでも珍しい剤形で軟膏ともまた異なり、眼瞼に塗布することで浸透して行き結膜炎に効果を発揮する製剤となります。1日1回ですみますし点眼が難しいお子様にも使いやすい。また眼瞼にも炎症ある方にも効果が期待できそうです。 ありがとうございました>参天さん。
参天さんを質問攻めにした後、急ぎオペ室へ。
ファイバーテックさんが涙道内視鏡のデモ機を持ってきてくださいました。
先日松江でレクチャーを受けて以来、当院でも涙道内視鏡の導入を検討しております。今回は鼻腔用ファイバーと涙道ファイバーも最新のものを持ってきてくださいました。一晩置いてくださったので深夜のオペ室で一人、あれこれ使って練習させてもらいました。
ありがとうございました。>ファイバーテックさん
院内研修〜動脈と静脈〜
昼休憩は月例の院内勉強会でした。本日は看護師さんが担当で、動脈と静脈の違いや特徴、眼科において動脈性、静脈性の疾患の代表的なものについて解説してくれました。きれいな資料も作ってくれて、わかりやすい内容でした。お疲れ様でした。
本日のお楽しみ弁当は花房精肉店のお弁当。美味しゅうございました.
山陰眼科集談会へ
日曜は朝から出雲市へ。ツインリーブスホテル出雲で開催された第68回山陰眼科集談会へ参加してきました。
前半は島根大学、鳥取大学、近隣の先生方から8題の一般演題があり一題目の演者はなんと島根大学の医学生さんとのことでした。認知機能と緑内障との関連についてのご発表でしたが、堂々としておられ感服致しました。
特別講演は島根大学の兒玉達夫先生から眼部腫瘍について、愛知医科大学の瓶井資弘先生から硝子体手術におけるOCT(光干渉断層計)の活用についてのそれぞれご講演でしたが、ちょっと家庭の事情で戻らないといけなくなり失礼しました。残念です。
ところで今回久々の大失態。朝ポンコツ号の気持ち良いドライブでついニューウェルシティ出雲に行ってしまいました。フロントに挨拶して2階にあがったら誰もいない・・。もう一回フロントに挨拶してスゴスゴ退散。途中で挨拶した業者さんっぽい方も全く無関係の人でした・・。慌ててポンコツ号に飛び乗り急ぎツインリーブスへ。早めに出雲入りできていたおかげで何食わぬ顔で会場入りできました。会場間違い、時々やらかします。思い込みは怖いです。
院内研修〜リパスジル〜
お昼休み、興和の担当さんがおいでになり同社の緑内障治療薬グラナテック(リバスジル)と、配合剤グラアルファ(リバスジル+ブリモニジン)の説明会を開いて下さいました。
現在主流の緑内障治療薬の大半は房水産生抑制や流出の副経路を介した眼圧下降が主となっています。これらの点眼を長期に行うことで流出主経路(繊維柱帯、シュレム管、集合管、上強膜静脈)の機能が廃用性に衰えることが示唆されているそうです。リバスジルは流出主経路に作用する薬剤ですのでこれら機能の改善も期待できるとの事。流出路再建手術との併用時の成績など解説してくださり大変勉強になりました。
ありがとうございました>興和さん。