新型コロナウイルス対応につきまして

新型コロナウイルス院内感染予防のため、ご来院の患者様におかれましては下記につきましてご協力をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の疑いのある方、濃厚接触の疑いのある方は来院をご遠慮ください。
マスク着用:ご来院の方(付き添い含む)は必ずマスク着用のうえでおいでください。最小人数でのご来院をお願いします。
結膜炎症状の方:目のかゆみや充血のある方は必ずお電話の上ご来院ください。お車へ出向いて診察する場合もあります。
予約診療活用:当院では以前よりオンライン&電話での予約診療を行なっております。予約外診療も受け付けておりますがどうしても待ち時間は長くなります。院内滞在時間短縮のためにも是非ご利用ください。
投薬ご希望:当院でかかりつけの慢性疾患の患者様におかれましては電話診療等の上投薬をさせていただくことも可能です。お電話ください。

当院では現在なるべく接触式の検査を控え、頻繁な換気と時間毎に消毒剤を用いた頻回の院内清拭を行っております。お待ちの患者様ご家族様にご迷惑をおかけすることもございますがご容赦くださいませ。
医師&スタッフ一同万が一にもコロナウイルスの媒介者となることがないよう防備や消毒を徹底し、できうる限りの対策を取り入れていきます。ご来院の皆様におかれましてもご理解ご協力をいただけますと幸いです。


院内研修〜エピペン〜

050314勉強会2 050314勉強会1

昼休憩はヴィアトリスの担当さんがおいでになり勉強会を開いてくださいました。
いつもは緑内障治療薬キサラタンでお世話になっている会社ですが、今回は同社取扱のエピペンについてです。アナフィラキシーショックに対するアドレナリン自己注射製剤でズボンの上からでも容易に投与できます。コロナワクチンでのアナフィラキシーショックがしばしば聞こえてきますが、同社はワクチン接種会場等に無償で提供もしておられたようです。
原因(薬剤、食物、蜂等の毒素)による発症時間の違いなどアナフィラキシーショックの解説とともにデモ製剤での実演など含め解説してくださいました。ありがとうございました。


ライトアップinグリーン

現在世界緑内障週間に合わせた啓発活動の一環としてライトアップ in グリーン運動が行われており、全国各地のランドマーク施設や医療機関、眼科施設でグリーンライトアップが施されています。今年はライトアップの実行委員長を島根大学の谷戸教授がお務めになっておられます。当院も初参加してみました。

050313緑ライト2 050313緑ライト5
う〜ん、微妙・・・。

緑フィルムを貼った投光器と屋上ダウンライトはまだしも、窓際に並べたamazonの激安緑LEDキャンドルは一晩で電池切れの体たらく。まぁ今年は初参加ですし、来年以降もっと頑張ってみます。

050313緑ライト3

緑内障は早期発見、継続治療が大切な病気です。また初期の自覚症状が乏しいので健診がとても大切になります。40歳を超えたら年一回の眼科検診をおすすめします。


院内研修〜コンタクトと花粉症〜

050307勉強会1050307勉強会2

火曜日の昼休憩はアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになり、花粉症とコンタクトレンズについてお話しくださいました。
現在主流のコンタクトレンズ素材シリコンハイドロゲル(SH)は酸素透過性に優れますがやや固い素材です。同社のコンタクトレンズ、トータルワン&プレシジョンワンはSH素材でありながら親水性の表面加工がしてあり摩擦低減や圧力分散等装用感で優れています。この加工のためコンタクト表面に花粉や黄砂等の粒子が付着しにくいとのこと。また以前からこの表面加工は巨大乳頭結膜炎等アレルギー疾患に対する優位性も謳われてましたのでその辺りのメリットもあるかもしれません。
院長と一部スタッフは午前診察が終わらず直接うかがう事はできませんでしたが、参加したスタッフさん達から資料をもらって説明をうけました。
ありがとうございました >アルコンさん


院内研修〜疾患と検査〜

050228勉強会

火曜日の昼休憩は月例院内勉強会でした。スタッフさん担当で眼科検査項目について解説してくれました。フォロー中の各種疾患毎や術後タイミングなど患者さんの状態に応じてどの様な検査や対応が必要なのか?詳細に解説してくれました。眼科の特殊なところだと思うのですが予診から診察までの間、事前にある程度の検査を行なって頂く事が多いです。もちろん診察後必要な検査を追加し再度の診察となる場合も多いのですが、患者さんの待ち時間短縮、医師の負担軽減のためにいろいろと頑張ってくれています。ありがたいことです。
インシデント報告では今回診察室と受付での連携ミスによって患者さんをお待たせした事例が報告されました。申し訳ありませんでした。どうすればシステムとしてミスを回避できるか?色々と相談して試行錯誤してみております。またお気づきのことがございましたらご指摘ください。


院内研修〜マキュエイド〜

050221勉強会

昼休みはわかもとの担当さんがおいでになり、同社薬剤「マキュエイド」について解説してくださいました。
眼底黄斑部浮腫やぶどう膜炎の方にステロイド懸濁液トリアムシノロンアセトニド(TA)注射で治療する場合があります。黄斑浮腫の治療としては抗VEGF抗体硝子体注射を行われる事が多いのですが、過去に梗塞の既往がある方などはリスクが高めになります。当院でもTAのテノン嚢下注射(STA)を行うことはしばしばあります。薬剤の説明や調剤方法について動画を交えて解説してくださいました。
ありがとうございました > わかもとさん


第111回鳥大眼科研究会

050218鳥大眼科研究会

土曜日の夜は第111回鳥取大学眼科研究会に参加してきました。
鳥取大学附属病院では多診療科多部門でアスリートをサポートするTSAという取り組みをしておられ、そこに眼科も参加しておられます。繰り返す同側下肢の怪我の原因として上斜筋麻痺&斜頸からくる体の傾きが原因として考えられたという報告がありました。整形外科の先生方とディスカッションしながら治療、考察しておられ非常に興味深い内容でした。
特別講演は国立病院機構大阪医療センターの大鳥安正先生が、OCTを用いた緑内障鑑別診断と題してお話し下さいました。現代の眼科診療に於いて光干渉断層計(OCT)は欠かせない機器になっています。当院でも若年者を除き、新患の患者さんは基本全例スクリーニングしていますが、思わぬ疾患が見つかる事もしばしばです。緑内障もOCT画像から発覚することもあり、自らの視神経乳頭観察能力の未熟を反省する事も多いです。緑内障と紛らわしい疾患との鑑別などを交えて解説くださり大変勉強になりました。乳頭観察の重要性を再確認し肝に銘じました。中心視野検査とアムスラーチャートがよく相関するというお話もあり、簡便短時間に行うことができますので日常診療で役立ちそうです。ありがとうございました。

第14回山陰手術談話会へ

土曜日の夕方は車で松江テルサへ。山陰手術談話会に参加してきました。
特別講演は鳥取大学の佐々木慎一先生から増殖硝子体網膜症(PVR:proliferative vitreoretinopathy)について解説がありました。分類や一般的なお話のほか実際に治療された症例について呈示してくださいましたが、画像を見た瞬間「おぉ・・こんな網膜どうすんの?」と言いたくなるような症例が多数でした。網膜硝子体治療最後の砦として日々奮闘しておられるお姿に頭が下がります。当院からもいつも難しい患者さんの治療をお願いしており本当に感謝です。
症例検討の部では近隣の先生方が手術のみならず症例報告や相談事項を持ち寄って発表されます。日常診療でしばしば悩むような内容でいつも勉強になります。コロナ騒動でしばらくご無沙汰していた会ですがやはり興味深い会でした。また積極的に参加したいと思います。

院内研修〜コロナ感染予防〜

050131勉強会

火曜日の昼休憩は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は看護師さん担当で昨秋臨床眼科学会(東京)で聞いてきてくれた内容をもとに、コロナ感染予防とからめて標準予防策(スタンダードプリコーション)の重要性を解説してくれました。眼科、ペインクリニック、検査室、オペ室など各部署、診療上の各場面において適切かどうか再検討を行いました。お疲れ様でした。
その後はまた恒例のインシデント報告とその対策相談。今回は特にインシデントはなくてよかったです。余った時間で先日の除雪で作った圧雪の山をせっせと散らしました。今のうちに溶かしておかないとまた降ったとき大変です。半分氷の圧雪は腰にきます・・・orz。
本日のお楽しみ弁当はこめ蔵さんの丼。海鮮ユッケ丼美味しゅうございました。

第46回眼科手術学会へ

土曜日の午前診療後いそぎ東京へ。第46回日本眼科手術学会へ参加してきました。
米子では大雪警報で朝医院駐車場雪かきもしてヘトヘト、果たして飛行機が飛ぶのだろうか?と不安な位でしたが出発が大幅に遅れはしたものの飛んでくれました。東京は全く雪がなく気温も穏やかで別世界のようでした。

近年白内障手術は見えるようになって当たり前、その先の見え方の質に対する要求度がどんどん上がってきています。最近はレーシック眼の白内障手術もちらほら相談に来られることがあり、今後増えていくことは間違いありません。通常の計算式では誤差が大きく、より精度の高い計算式が議論されています。日曜午前のセッションではBallet True K式、Heigis L式などの解説と眼軸長に対するズレの傾向などのお話があり勉強になりました。
天気もよく帰りの飛行機まで時間があったので皇居の周りを一周歩いてみました・・ら結構疲れました。

050129皇居


以前の家族旅行で我が家の柔道少年たちは早朝まさに「朝飯前」で一周走ってきてましたが・・。体力の衰えと運動不足を痛感します。



冬の試練

毎年恒例冬の試練ですが、今回の記録的寒波は本当にきついです。雪があまりに深すぎていつもの2-3倍積もっています。ユキオス君では全く太刀打ちできずシュータータイプの除雪機フル稼働、院長副院長以下スタッフ総出のママさんダンプ部隊でなんとかスペースを開けました。身体中あちこちバキバキです。

050126除雪2 050126除雪3
第一駐車場

やはりママさんダンプ最強です。雪かきもですが運搬で威力を発揮します。今回の大雪で一つ壊れてしまったのでまた2個ほど(大)の発注かけました。本当はママさんダンプ(特大)が欲しいのですがいつもなかなか手にはいりません。増産してほしいです・・。

050126除雪1 050126除雪4
第二駐車場も頑張りました。

今回は大雪で学校休みになった中2の次男坊も大活躍。柔道の練習も無くなったので筋トレがてらフルパワーで頑張ってくれました。ありがたや。

050126除雪5
数年前までこれが「お手伝い」だった次男坊。
いまでは立派なガチムチです。こどもの成長は早いものです。


院内研修〜臨眼報告〜

火曜日の昼休憩は今年最後の月例院内勉強会でした。今回は先日院長と一緒に臨床眼科学会(東京)へ参加したスタッフさんから報告をしてくれました。トーリックレンズの事、白内障手術時消毒のことなどをテーマにしてくれていました。
その後はまた恒例のインシデント報告とその対策相談。忙しくて慌てている時などどうしてもミスが出ます。ヒューマンエラーはあるものとして、そこをうまくカバーする様なシステム作りが必要ですがなかなか難しいですね。お楽しみ弁当を囲みながら相談しました。
今年もたくさんの勉強会、お疲れ様でした。


今年最後の予定手術

041223最終オペ

本日は年内最後の予定手術日で、白内障6例&翼状片切除(結膜有茎弁移植)1例で締めくくりました。今年も難しい患者さんがたくさんおられましたが、皆さん大きな問題もなく無事終了することができました。執刀させて頂いた患者さん方、そして頑張ってくれたスタッフさん達には本当に感謝です。
今年はとくに後半、核硬度が高いカチカチ褐色白内障が多かった印象があります。「コロナが怖くて我慢してましたがいよいよ限界です」という患者さんが多数おられたためと思いますが、
夏のJSCRS(屈折矯正手術学会)で聞いてきたコツが大変役に立ちました。当院の白内障手術は超音波で溝を掘って水晶体を分割していくオーソドックスなDivide & Conquer法を主とし、ある程度以上固い核にはPhaco Chop法という金属フックによる物理的カットを併用します。ただ極端に固くて大きい水晶体核は把持してしっかり深い所までカットする事が難しく、最初の2分割ができず花弁状になって四苦八苦することもしばしばでした。
なんとかチョップと名付けておられた様に思いますが、水晶体核の手前に深い穴を掘ったあと180度回転して対側に。フックをこの穴に差し込んでチョップするというものでした。水晶体核が暴れて逃げることもないため水晶体嚢や支持組織への負担も少なく、一番固い部分を確実に深いところで分割できるため非常に楽になりました。新しい器具も必要なくすぐに取り入れることができます。ほんのちょっとの工夫なんですがこういうことに気づくかどうかが我々凡人との違いなんでしょうね。目から鱗でした。
来年も眼内レンズや手術のアップデートもしっかり取り入れて丁寧な手術を心掛けてがんばりたいと思います。


雪シーズン到来

今年も雪のシーズンが到来です。
積もりそうだとの予報を聞き、慌てて除雪機のチェックしました。
10年目のユキオス君、ご機嫌斜めです。本来はきちんとガソリン抜いたりしないといけないようですが、ついつい前シーズンから放ったらかしにしちゃいます。あれこれしてなんとか動いてくれるようになりました。もう一台のシュータータイプはクロスオーガという反転式のかっちょいい刃がついてるんですが、こちらはシャーボルト破断で一部刃が動かなくなってました。新品ボルトに交換しましたが、割と頻繁に折れます。予備買っておかなくちゃ・・。各除雪機のオーガ、ブレード、シューター等にシリコン離雪スプレーを塗布して準備完了です。

041211除雪機修理

当院の駐車場は川の上にかかった橋をこえて入ってくる都合上業者さんの除雪をお願いできません。また月極駐車場の一区画借り切りなのでそこに至るまでの通路もあり非常に広大です。大雪の朝は院長&副院長&スタッフさん総出の人海戦術(ママさんダンプ部隊)で除雪に当たりますが、どうしても不十分な場合もあります。何卒ご容赦くださいませ。

041224除雪
正面玄関前ほんどおり商店街の床は積雪時大変滑りやすくなりますのでご注意ください。




鳥取大学眼科同門会

041210同門会1

土曜日は鳥取大学眼科同門会講演会に参加してきました。
当日は眼科午前診終了後、多恵副院長主体で一般の方へのコロナワクチン接種を請け負っていました。院長も緊急に備えて院内待機でしたため、会には特大遅刻で一般口演はほぼ聞き漏らしてしまいました・・。
宮﨑大教授の教授就任記念講演を拝聴したあと、特別講演は愛知医科大学の瓶井資弘先生がご講演くださいました。
診療&診断におけるデジタル機器についてお話しくださり、とくにHead Up Sungery(HUS)についてのお話しは大変興味深い内容でした。これは顕微鏡を覗かずに3Dモニターを見ながら手術をするものです。画像を一度デジタルにしているので各種設定をいじることで特定の組織を強調したり、照度を落として手術できたり、と大変役立つツールになります。
先日当院でも網膜色素変性の患者さんの白内障手術があり極力照明を落とし短時間で行いましたが、術中照明の影響が懸念されるこれらの疾患患者さん等もHUSであればゲインをあげることで極端に照明を絞っても補って手術ができます。ただ、つるしのまま設置しても真価は発揮できない様でモニタの設置位置や角度、各種設定値についても理解しないと使いこなせない様です。非常に興味深いお話しでした。ありがとうございました。


関東医科大学柔道大会

春から関東の医学部に進学した長男坊ですが相変わらず柔道を続けています。この週末は講道館で開催された「関東医科大学柔道大会」に参加したようです。

関東医科大学中等大会

医学生の大会ですので規模自体は大きくないようで有段の部は73Kg級と超級の2階級のみのようですが、73Kg級で優勝したとのこと。「優勝したよ〜♪」と意気揚々と動画を送ってきてくれた長男坊でしたが・・
「動きにキレがないわね・・。練習不足じゃない?」(母)
「今なら兄ちゃんに勝てるかも?」(次男坊)
となかなか辛辣な評価で、しょぼ〜んな長男坊・・。
ちょっと可哀想だったので「優勝おめでとう。単位落とすなよ!」と励ましておきました。


院内研修〜EDOFメガネ〜

041129勉強会

火曜日は眼鏡店「こどもめがね あいる」の店長さんがおいでになり、EDOF技術を採用した世界初のメガネレンズについて解説してくださいました。
EDOF(Extended Depth of Focus)というと当院でも採用している多焦点眼内レンズにも使われている焦点深度拡張技術ですが、こちらのメガネの方のFはFieldとのことで被写界深度拡張なんだそうです。むずかしい・・。
遠近両用メガネや子供さんの治療メガネに用いられ、疲れが少なく好評のようです。
「あいる」店長さんは元々視能訓練士(ORT)さんで、現在も各所の眼科でORTとしても活躍しながら眼鏡店を運営しておられます。今回のESレンズのみならず周辺収差の少ないレンズなども持参して見せてくださり興味深い内容でした。お忙しい中ありがとうございました。


グラアルファ点眼薬

041108勉強会

昼休憩は興和創薬の担当さんがおいでになり、同社から新発売になる緑内障点眼薬「グラアルファ配合点眼液」の説明会を開催してくださいました。グラアルファは同社の「グラナテック(リパスジル)」にブリモニジン(先発としては千寿さんの「アイファガン」)を合わせた配合剤になります。
リパスジルは他の主要な緑内障治療薬と異なり、眼房水排出の主経路促進作用を持つ稀有な薬剤ですが、これまでは単剤しかなかったため患者さんの点眼増加になってしまう面がありました。配合剤となることで組み合わせの選択肢が広がり、点眼回数減&アドヒアランス向上にも繋がりますのでありがたいです。
解説ありがとうございました > 興和さん

砂の美術館 エジプト展

041103砂美術館

文化の日。ちょっと文化的に・・と、砂の美術館に行ってみました。鳥取方面に行くのは久しぶりなんですが、道路が整備されたおかげで米子〜鳥取間が非常に楽ちんかつ早くなっています。ありがたや。


041103砂美術館7041103砂美術館4041103砂美術館6
041103砂美術館3
041103砂美術館5

正直ちょっぴり侮っていましたが現物見るとすごかった!。よくこれ程の作品を砂で!と感心しきりで口が開きっぱなしでした。おすすめです。



人生100年時代の緑内障治療

041101勉強会

昼休みは千寿製薬の担当さんがおいでくださり、超高齢化社会を見据えた緑内障治療について解説してくださいました。
アンケート結果などもお話くださいましたが高齢者に対する意識もずいぶん変わってきており「75歳位からが高齢者」という認識の方が増えているようです。また高齢者の方々の意識もずいぶん変わってきており80歳くらいまでは働きたいという方も多いというアンケート結果もあり「働ける!、働きたい!!」という方も増えてきています。
緑内障治療は残りの人生との兼ね合いで治療内容が左右されることもありますが、人生100年時代を見据え、視野等視機能をよりしっかりと守っていく必要性が高まっています。ただ高齢者にとって多数の点眼は負担ですので、配合剤で点眼回数を減らしていくことも重要というお話もありました。
お忙しいなかありがとうございました。> 千寿さん 

オルソケラトロジー

041027勉強会

昼休みはシードの担当さんがおいでくださり、オルソケラトロジーについて解説してくださいました。
当院では学童の近視進行予防として自費診療ですがオルソKとマイオピン点眼(低濃度アトロピン)を導入しています。またコンタクトレンズをご希望の際には、これも進行予防効果が期待されている低加入コンタクトレンズ(これは保険診療内)をおすすめする場合もあります。
オルソKも導入後大分たちましたし、新しいスタッフさんも増えていますので確認のためにもメーカー講習会の内容にそって基礎的なところからお話くださいました。
同社のブレスオーコレクトは酸素透過製に優れた柔軟な素材(東レ)を使用しており破損しにくく、また日本人の角膜形状に合わせた設計がなされているとのことです。適応や処方の流れ、プランなど順に説明してくださいました。

041027勉強会1
お忙しい中、ありがとうございました。 > シードさん

テラス ザ ダイセン

041025テラスザダイセン1

日曜午後、副院長と2人で大山へ。ペインクリニックの患者さんから教えていただいた大山ハムの工場直売所へ行ってきました。
植田正治写真美術館のおとなりにできた「テラス ザ ダイセン」。大山ハムの大山工場脇にコンテナハウスで直売所と喫茶スペースができています。アウトレット品のお得な冷凍ソーセージを買い込んだ後、芝生のテーブルでお茶してきました。

041025テラスザダイセン2
ソーセージ長!そして美味!!


041025テラスザダイセン
我らが大山。秋晴れで気温もちょうど良く気持ちよかったです。おすすめです。


臨床眼科学会へ

土曜日の朝は前日の術後患者さん達の診察後、副院長先生に診療をお願いし急ぎ東京へ。
スタッフさん5名と国際フォーラムで開催された
「第76回日本臨床眼科学会」へ参加してきました。今回は関東の医学部に通う長男坊も「参加してみたい」とのことで現地で合流しました。医学生は参加無料、ありがたいです。長男坊は白内障手術や緑内障治療等興味津々で眼科に興味を持ってくれるのはお父ちゃんとしてはうれしい限りです。色々質問してくる息子と小声で話ながら白内障手術や計算式の話などを一緒に聞きました。
イブニングセミナーではアイフレイルのお話を拝聴しました。最近よく耳にする「フレイル」、加齢による心身の活力低下はあるが適切な支援・介入により生活機能の維持向上が可能な状態、とのことです。特に運転と視野の関連のお話は大変興味深い内容で、ドライビングシミュレータの画面と残存視野を重ね合わせた動画はショッキングで非常に説得力のあるものでした。そりゃ信号みえないわ・・・と納得。
実際当院でも進行した視野欠損がありながら運転していらっしゃる患者さんはやはりおられます。「危ないですからね。運転はやめましょうね。」とお話はするものの、実際には車がなくなると途端に生活に困られる方ばかりでどうしたものか?といつも悩みます。
一概に禁ずるものではなくアドバイスを与える立場でその人それぞれの残存視野や視機能、判断・動作速度等に応じて個別の指導をというお話で、大変参考になりました。

041015臨眼

機器展示ではヘッドセット型の視野計が興味をそそられました。緑内障で定期的に視野評価が必要なのに検査が難しい方もしばしばおられます。パーキンソン病や麻痺等で指がうまく動かずボタンが押せない、高齢、長時間検査台に顎を乗せられないetc. この機器はアイトラッキングで測定するためボタン操作も不要で楽な姿勢でできるため、スクリーニング的な用途には良さそうでした。
スタッフさん達もそれぞれ興味あるテーマで見聞きしてくれてますので、また近々院内勉強会で共有したいと思います。

041016都庁展望台
帰り新宿付近をぶらついて都庁に登ってみました。ふつくしい・・・。



院内研修〜ジクアスLX〜

040927勉強会

昼休みは参天製薬の担当さんがおいでになり、同社から近日発売されるジクアスLXの説明会を開催してくださいました。
ジクアスは水分&ムチンを増やす事で涙液の量と質を改善する働きがあり、今やドライアイ治療の主力ともいえる点眼ですが1日6回という回数が負担で点眼アドヒアランスの面で問題がありました。「仕事が忙しくてなかなか6回させない」「つい億劫になってやめてしまった」等伺う事もしばしばでしたが、今回新発売になるLXはこれらを解決するために点眼回数を3回へ減らして同等の効果を維持できているとのことです。
他剤と違い濃度を上げたわけではなく基材、添加剤を工夫することで効果を得ているとのことでした。
6回と3回では随分患者さんの負担が異なります。処方可能になるのが待ち遠しいです。
ありがとうございました 
> 参天さん


祝御開院 みはな耳鼻・甲状腺クリニック

040923みはな 040923みはな1

祝日は米子市安倍みはな耳鼻・甲状腺クリニックさんの内覧会へ。院長先生は大学時代の同僚の先生の弟さんになります。
「行きたくないのに行かないといけない場所」から「行きたくなる」場所へ、というコンセプトも掲げておられ待合が素晴らしかったです。「BE GOOD HALL」と名付けられた広めの待合にはピカピカにオーバーホールされたグランドピアノが置いてあります。ミニコンサートもできるようホールは高く音響にも気を配っておられ、待合横にはカフェまで!。とても医院待合室とは思えない作りで必見です。
103日御開院との事です。おめでとうございます。


実は・・当院も3年前に副院長発案でカフェスペースを作っていました。医院の3軒となりに「ふなこし眼科ペインクリニック 談話室」があります。ソファ&ミーティングスペースの奥にはキッチンやカウンターテーブルも備え、各種催しや教室開催、患者さんご近所さんの憩いの場にできるように、と作ったのですが、飲食の許可もとって立ち上げかけたまさにその時コロナ禍が始まり一旦休止となってしまいました。今は補助的な待合室として使っています。コロナも一段落しそうですし、またそろそろ再始動を考えたくなりました。

040923談話室4 040923談話室1

040923談話室2 040923談話室3
カウンターテーブルの後ろには結構本格的なキッチンも構えています。軽食喫茶を担当してくださる方、おられましたらぜひ!