院内研修〜視覚障害者誘導法他〜

勉強会誘導法
金曜日は昼休憩に月例勉強会を行いました。普段業者さんにいろいろとレクチャー頂く機会も多いのですが、それとは別に月一回このような院内勉強会を開いています。
患者さんに接するスタッフは皆最低限の眼科知識は必要というスタンスでやっていますので、事務職であっても当番制でテーマを決めて勉強してきてもらい発表会のようなことをしています。とはいっても堅苦しい事はなしで、みんなでお弁当食べながら和気あいあいと楽しんでいます。
今回は2名の視能訓練士に担当してもらい、それぞれメガネ処方の理論&解説と視覚障害の方の誘導方法各種(ヒューマンガイドテクニック)をレクチャーしてもらいました。レクチャー担当者の好みで注文弁当を決めて良い事にしていますので、毎回いろんなお弁当(過去モスバーガーも有り)がやってくるのも楽しみです。今回はニューアーバンホテルの仕出しでしたが、煮物等すごくおいしかったです。


第6回 鳥取県眼科フォーラム

6回フォーラム
土曜日は「第6回 鳥取県眼科フォーラム」へ看護師2名&視能訓練士1名とともに参加してきました。特別講演二題で演者は福井大学教授 稲谷大先生兵庫医大講師木村亜紀子先生でそれぞれ緑内障の手術治療と神経眼科疾患についてのお話でした。稲谷先生のお話は最新の緑内障点眼、千寿製薬アイファガン(当院も使用開始しました)についての解説も交えて、緑内障手術のなかでも線維柱帯切除術を中心にお話頂きました。特に興味深いお話だったのは、白内障等の内眼手術が緑内障手術成績に及ぼす影響でした。上方結膜損傷が後の緑内障手術の邪魔になることは良く知られており、進行した緑内障患者さんの白内障手術では、切開方法を工夫したり耳側切開を行ったりします。ですが今回のお話では結膜の問題以上に、白内障術後の炎症性サイトカインが長期に上昇することが後の緑内障手術成績を下げてしまうとのことでした。
木村先生のお話の中には眼瞼けいれんに対する診断方法、ボツリヌス毒素(ボトックス)治療の実際の手技解説や動画もありました。眼瞼けいれんの患者さんは日常診療で割と高頻度でみられ、訴えの多いいわゆる不定愁訴とされてしまう症状にかなりの率でまぎれているとも言われます。現在は大学麻酔科のペインクリニック外来(奥様の診察担当日)に紹介して加療を行ってもらっていますが、近々当院でも導入を予定しておりますので大変勉強になりました。

乱視矯正眼内レンズ

IQトーリック
乱視矯正眼内レンズの使用を開始しました。
白内障手術は眼の中のレンズ「水晶体」の濁りをとってクリアな視力を取り戻すことが主たる目的ですが、遠視や近視、視力の左右差をただすこともできるまたとない機会でも有ります。最近ではトーリック眼内レンズといって乱視を軽減する効果を持ったレンズも登場しています。当院もアルコン社製の
アクリソフIQトーリックを採用し、使用開始いたしました。多少術前準備と術中眼内レンズ軸合わせの手間は増えますが、普段の手術と比較して特別難しい事もない印象です。
今回の症例でも術前あった強めの乱視はほぼ消失しており、「視力値の向上」だけではない見え方の「質の向上」に大きく貢献してくれそうです。


吉田のほたる

またホタルです。ウエットラボの後ちび共をつれて、安来市の吉田ほたる祭に行ってみました。
吉田1吉田2
例によってホタルは撮影しておりませんが、お祭り会場の写真です。そうめん流しなんて久しぶりでしたが、シンプルでおいしくて柔道後の腹ぺこ兄ちゃんはじめ、アホみたいに食べまくってしまいました。(200円では大損だと思いますが以前は無料で振る舞っておられたとか)。吉田のみなさますみません。
さて、肝心のホタルの絶景スポットは・・というまでもなく、いたるところで飛んでいます。ちょっと川沿いに上流に移動してみると、もうそこら中でホタルの乱舞です。
先日の金田もよかったのですが、こちらもなかなか見事でした。

院内研修〜ウエットラボ〜

ウエットラボ1ウエットラボ2
土曜日は午前の診療直後からニデックさん提供で「ウエットラボ」を行いました。ウエットラボというのは豚眼を用いた手術のシミュレーションで、大学&関連病院時代には各メーカーさんにお世話になりずいぶん手術の練習をさせて頂きました。当院で行うのは今回が初めてで、看護師2名とともに豚さんの白内障&硝子体手術を行いました。(写真右:顔型模型に豚眼をはめ込みます)
手術手技の変更や新しい方法、機器の各種設定などを試すのに非常に役立ちます。患者さんの眼でぶっつけ本番でやるわけにもいきませんので・・。豚眼と豚眼専用手術機材一式を持参頂き、遅く迄おつきあい頂いたニデック担当さんの御厚意に感謝致します。
当院も開院7ヶ月が経過しましたが、おかげさまで順調に手術件数も伸びて来ております。今回の経験も普段の手術にしっかり生かしていきたいと思います。

金田のほたる

金田1 金田3
南部町の金田にホタルを見に行ってきました。丁度見頃で沢山のホタルが優雅に舞っていました。天気もよく、幻想的な光景に子供たちも大はしゃぎです。駐車場から観察ポイントまでの道中には灯籠が設置されており、地域のお子様たちの可愛らしい作品や句まで様々で、なかなか興味深いです。お兄ちゃんがポケモンやドラゴンボールに引っかかってくれるので進めません(笑)。
毎年ここへ見物に訪れていますが、とくに絶景ポイント近くにお住まいの方たちは、おそらく目張りでもしてらっしゃるんでしょうか?生活光が全く漏れないようにしておられ、非常に綺麗にホタルと星々を楽しむ事が出来ました。地域の皆さんの努力に本当に頭が下がります。
道沿いのバザーでは、おいしそうな味噌と焼肉たれがあったので一本ずつ買わせて頂きました。
金田2灯籠と三連スキカル頭
ホタル見物前には男三人散髪もして貰いました。我が家の野郎共の頭は奥様が毎月スキカルで豪快に処理してくれます。頭すっきりで気分良好です。

院内研修〜メダリスト新レンズ〜

FFCM勉強会
本日はボシュロムさんから担当さんにおいでいただき昼休憩に皆でコンタクトレンズのお勉強会でした。
新発売の2週間タイプ「フレッシュフィット コンフォートモイスト」ですが、従来品と比べて薄くなり、前面非球面レンズによるクリアな見え方、潤い、表面仕上げによる汚れにくさが売りとの事。推奨の使用方法は終日装用ですが1週間連続装用も可能とのことで、再発性角膜びらん等に対するメディカルユースとして使えそうな点も興味深いです。今後当院でも従来製品からの切り替えをお勧めしていく予定ですが、お値段も据え置きにしてくれるとの事で助かります。新製品解説のみならずコンタクトレンズの一般論も交えてお話頂き、勉強になりました。
規格や外見が一見同じでも、表面の仕上げやエッジ、素材(HEMAとシリコンハイドロゲルは勿論、保湿成分の有無や堅さなど)など、レンズごとにずいぶん特徴が有ります。同じパワー&ベースカーブでもレンズが変わればフィッティングや見え方は変わりますし、ドライアイの方、お化粧やアレルギー結膜炎等の分泌で汚れやすい方など、目の状態やライフスタイルにあわせてレンズやケア用品の使い分けが必要です。

金星太陽面通過

金星太陽面
本日は金星太陽面通過。前回の金環日食(この辺は部分日食でしたが)に続き、また早朝から親子でそわそわ。
今回も幸いの好天でばっちりでした。上は手持ちのデジカメに日食グラスをかぶせて撮ってみたものです。
ただ
先日の日食のように一瞥してはっきりわかるものではなく、肉眼でかろうじて見えるくらいなのでついつい凝視しがちです。前回の日食時にも違和感を訴え日食網膜症を心配して来院された方が数人いらっしゃいましたが、今回の方が危険性はさらに高い気がします。障害のある方が出ないとよいのですが・・・。

ぷちアウトドア

庭ご飯バナナ王冠
日曜の夕方はお庭でちょっとだけアウトドアな夕食でした。
我が家ではちょくちょく庭で夕食を食べます。べつにBBQとか特別な物ではなく普通の食事ですし、今回も奥様お手製餃子です(おいしかったです)。単にいつもの食卓が10m横移動しただけですが、それでもお外で食べると特別な雰囲気で子供たちも大喜び。同じ発泡酒でも季節を感じながら頂くのは格別です。

オヤジの会懇親会

ツバメ懇親
土曜日はわかば園の保護者会役員懇親会でした。場所は国際ファミリープラザ9F「バンケット&ウエディング シュシュ」。見晴らし良好、落ち着いた雰囲気でお料理もおいしく、良いところでした。
長男につづいて次男と、園にお世話になって今年で7年目に入ります。わかば園の保護者会役員さんはすべてお父さんなのですが、初めてのお父さんからいつものベテランさんまで沢山参加しておられ、オヤジ同士話が弾んで楽しかったです。
またいつもお世話になっている園の先生方からは次男坊の園での様子も教えていただけました。
二次会には参加出来なかったのが残念でしたが、また機会があればどんどん顔出していきたいです。
土曜日も診療が有りますので園の行事参加にもかなり制約が出てしまいますが、参加出来るところではしっかり挽回したいと思います。まずは夏の夕涼み会がたのしみです。