大山登山(米子市柔道少年団)

280531大山登山

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。
米子市柔道少年団のみなさんと大山登山に行ってまいりました。次男が3歳のとき以来、4年ぶりの大山登山です。とやま旅館さんにガイドしていただき、子供と保護者をあわせて40人以上の集団で登りました。ガイドさんの指示で体力のない順に、大人、子供は低学年から、体力に自身のあるお父さんという順でした。私は前の方です。はい。
ガイドさんゆっくり行くといわれましたが、私たちの感覚でいうとそんなにゆっくりじゃない!!
ガイドさんのいう通り、何人かの大人の脱落者はでましたが、子供たちは元気で低学年も全員登りきりました。日頃の練習の成果です。大山の山頂は雲であまり周りが見えませんでしたが、途中まではとてもいい景色でした。
月曜日と火曜日はひどい筋肉痛の襲われております。前は翌日まででなおっていたと思うのですが、、、。


院内研修〜トラマール/ワントラム〜

5月31日
いたみ緩和ケア科の船越多恵です。ファイザーさんにお越しいただきトラマール、ワントラムの説明をしていただきました。トラマールは弱麻薬で麻薬処方箋が必要なく、依存性も低いお薬です。ワントラムは徐放性剤で一日一回製剤ですので、明け方に痛い方にどうですかと勧められて使ってみた所、結構患者さんに好評でした。

Retina Lecture Meetingへ

土曜日の夜はホテルサンルート米子で開催されたRetina Lecture Meetingに参加してきました。テーマは中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)でした。
CSCは網膜の中心、黄斑が腫れる病気で日常診療で割とよく出くわす疾患です。自然治癒することが多く視力予後も比較的良好な病気ですが、再発率が高くて繰り返したり視力が下がってきて治療に難渋することもあります。光線力学療法(PDT)が効きますが保険適応がなく、開業医では対応が困難なため大学病院にお願いせざるを得ない事も多いです。
大学の先生方から類似疾患を含めた症例の提示と考察を頂きました後、特別講演として東京女子医科大学の丸子一朗先生から
CSCの基本と臨床について解説頂きました。疾患と絡めた脈絡膜の詳細な考察もあり大変勉強になりました。


日本麻酔科学会第63回学術集会

280529麻酔学会

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。
日本麻酔科学会第63回学術集会に福岡に行ってきました。
毎年参加しておりますが、今年は特に専門医制度の変わり目で例年より参加者の方が多い印象を受けました。麻酔科の分野でも再生医療の演題がでており、特に印象に残りました。札幌医科大学がされている骨髄幹細胞による脊髄損傷や脳梗塞の治療は、目を見張るものがありました。臨床応用も近い様です。
もう一つは帚木蓮生(はばきぎ ほうせい)先生のNegative capabilityの力というお話。どうしようもない現実をあがらうことなく耐える力が必要というようなお話でした。臨床の現場でも、家庭の子育てでも当てはまるお話で、感銘をうけました。


祝御開院 さいはく眼科クリニック

土曜日午前診療後、次男坊と一緒に南部町で開院される「さいはく眼科クリニック」さんの内覧会へ。
2時過ぎ頃次男坊とお邪魔したら内覧会終ってました・・・。
が、運良くたまたま駐車場に院長先生がおられ、直々にご案内くださいました。院長先生は私が眼科医成り立てほやほやの頃大学で可愛がって頂いた先輩です。新築の綺麗な診療所で当院のようなうなぎの寝床とは違い、院内をぐるりと回れる広い廊下で動線もよいです。
院長先生&スタッフさんに御迷惑をおかけして恐縮しまくりのお父ちゃんと違い、なんでもかんでも質問しまくる次男坊。好奇心の固まり小学2年生、恐るべしです。院内外のカメラモニタなど特に興味津々で「このテレビなんですか??」と。
すると「お、ちょっとここ見てろよ?」と言い残して走り去る院長先生。スタッフさんと画面の中に出演してくださり次男坊大はしゃぎです。有難うございました。
6月1日御開院とのことで、おめでとうございます。今後ともよろしくお願い致します。


院内研修〜小児の眼鏡〜

280526勉強会

(金)の昼休みは月例の院内勉強会。本日は4月から副院長としてお招きした石倉先生から、ご専門の斜視弱視等小児眼科と子供さんの眼鏡処方について解説頂きました。子供さんの弱視治療に用いる眼鏡は保険や行政からの援助があります。そのあたりのお話や、また近隣の眼鏡店さんがどの程度の保証制度をとっておられるか?膜プリズム等特殊な眼鏡に対応してくださるか?等の資料も御呈示あり興味深い内容でした。
本日のお楽しみ弁当は定番のぴえろ弁当さん。あいかわらず美味しゅうございました。

EYEランドセミナー → 第61回山陰眼科集談会

今年も学会はしごです。(日)は昨年同様、四国EYEランドセミナーと山陰眼科集談会が重なってしまいました。
Eyeランドセミナーを早めに失礼し急いで帰宅。米子全日空ホテルで開催された第61回山陰眼科集談会・第96回鳥取大学眼科研究会へ参加です。今年は米子でしたので多少楽でした。
ちょびっと遅れて会場入しましたが、石倉副院長と看護師さん一名も参加してくださっていました。
近隣の先生方からの多数の一般演題の後、特別講演として日本医大の高橋浩先生から超音波白内障手術と角膜内皮障害について解説頂きました。超音波機器の歴史から白内障手術における障害機序等、とくにフリーラジカルの関与などは恥ずかしながら全く不勉強でしたので興味深く拝聴しました。今話題の水素水についての解説もあり、水素の白内障手術に於ける角膜内皮保護への応用など大変勉強になりました。


第10回四国EYEランドセミナー

土曜日の午前診終了後、ポンコツロードスターに飛び乗り一路高松へ。ことしも四国EYEランドセミナーへ参加してきました。二日間に渡り各分野第一人者の先生方による特別講演形式で行われるもので非常に勉強になります。また我々開業医にとっては診療を休まずに行ける大変有り難い学会で毎年参加させて頂いています。

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天気も良くドライブも気分良しです。途中与島SAでは例によって聞こえてくるメロンパンの歌。今年は誘惑に勝てずお昼ご飯に焼きたて「萌えmoeメロンパン」を頂きました。外はサクサク中はもっちりで美味しゅうございました。
与島SAに寄った後はしばらくメロンパンの歌が耳から離れません。しょうがないので眠気防止にメロンパン熱唱しながら高松へ。何とか2つ目の演題中に会場入りしましたが、スクリーンも複数用意された広い会場で今年も非常に盛会でした。
晩ご飯は無性にうどんな気分でしたので駅近くでみつけためりけんやというお店に入ってみました。チェーンらしいですが非常に美味しかったです。しかもびっくりする位リーズナブル。

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肉ぶっかけうどん。特盛は予想以上の量でやり過ぎでした。
もっちもちです。


院内研修〜フェントステープ〜

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いたみ緩和ケア科の船越多恵です。今日は久光製薬さんに来ていただきフェントステープの勉強会をしていただきました。フェントステープは一日タイプの麻薬貼付剤です。麻薬というと癌の痛みのコントロールに使用するイメージが強いかもしれませんが、数年前から日本でも麻薬が癌性疼痛でない痛みにも使える様になっております。麻薬ならではの色々な問題点はありますが、上手に痛みのコントロールのとても有用な薬剤である思っております。




水曜会

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。医師会の水曜会にお誘いをいただいたので、出かけてきました。
島根大学医学部麻酔科・ペインクリニック科の齋藤洋司教授がこられ痛みのお話をされました。島根は隣ですが、初めて齋藤先生の講義をお聞きしました。いろいろなお話はされましたが、痛みが慢性化した場合様々な要素が絡み合うため、色々な経路からのアプローチが必要というお話が一番印象に残りました。


学生実習受け入れ

今年も鳥取大学医学部学生さんの関連病院実習受け入れが始まりました。2-3名の学生さんこられ、承諾頂けた患者さんについて検査&診察や手術を見学させて頂く予定にしております。本日は女子学生さん2名でしたがお2人ともまじめで礼儀正しく好印象でした。
外来見学と午前診&午後診の合間には4件の白内障手術見学にも入って頂きました。ご協力下さいました患者の皆様有難うございました。下記の日程で学生さんが来訪予定です。
5月17日(火)、24日(火)、6月14日(火)、21日(火)、7月12日(火)、19日(火)、20日(水)、27日(水)
期間中ご協力の程、どうかよろしくお願い申し上げます。


鳥取県少年柔道大会

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。鳥取県少年柔道大会があり、次男と鳥取にいってきました。お父さんは残念ながら小学校PTAのストップマーク書きでお留守番です。一回戦で負けるかと心配しておりましたが、準決勝まですすみ、結果小学二年生の部3位。実力的には上出来な結果だったと思われます。賞状をもらうと嬉しい様です。

280515県大会


第26回中国四国ペインクリニック学会・ペイン塾

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。中国四国ペインクリニック学会、ペイン塾に参加するため岡山にいってきました。慢性の痛みを取っていくには、痛みの認知をかえること(認知行動療法)、日々の運動が大切ということを再認識してきました。注射やお薬で取れる痛みもあれば、取りきれない痛みもあります。楽しく生活をおくれる様になるお手伝いをしたいと思っています。
この日は長男の中学校に入って初の柔道公式戦でした。残念ながら観戦できず。自分の仕事と家庭、なかなか難しい問題です。親はいなくても子供は子供で頑張っていたようです。


トラムセット

280513トラムセット

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。持田製薬さんとヤンセンファーマさんに来ていただき、トラムセットという鎮痛薬のお話をしていただきました。このお薬はトラマールという弱麻薬とアセトアミノフェンの配合薬で、私も以前より愛用しております。しっかりと効くのですが比較的ゆっくりと効くので薬への依存心も起こりにくく、慢性の痛みをコントロールする上でとても有用なお薬だと感じております。


骨粗鬆症

いたみ緩和ケア科の船越多恵です。大正富山医科薬品さんに来ていただき、骨粗鬆症のおはなしをしていただきました。
日々痛みの治療にあたるなかで、骨粗鬆症が原因で圧迫骨折をおこし、その後の二次的な痛みで苦しむ患者さんを多く見かけます。痛みを治療するだけではなく痛みをおこさないための治療、予防も大変に大切だと感じております。骨粗鬆症はたくさんの治療薬があります。骨粗鬆症の程度に応じて適切なお薬を使う様に心がけております。
ご紹介いただいた薬は、新しく発売された月に一回内服する骨粗鬆症のお薬ボンビバでした。現在ある注射製剤と同等の効果があるというお話をいただきました。


副院長(ペイン)ご挨拶

初登場のいたみ緩和ケア科を担当している副院長の船越多恵です。
今まで生活に追われて、なかなか報告が出来ませんでした。最近は長男のための早起き、お弁当作り生活も徐々になれてきて、気持ちに余裕が出てきましたのですこしづつですが報告をしていきたいと思います。


三瓶小豆原埋没林

GW前半は長男坊の開星中学柔道部の三瓶合宿を見に行ってきました。
午後から少し抜け出して、近くの
「三瓶小豆原埋没林」を見学してきました。実は院長よく知らずに見に行きましたが、これはなかな見応えがありました。
4000年前に地中に埋もれたという巨木の幹を間近で見る事ができ、凄い迫力です。一見そんな古い木には見えないのですが三瓶噴火の火砕流、土石流、その他諸々の自然現象の偶然かつ絶妙な積み重ねによって奇跡的に保たれた物なんだそうです。
根こそぎ流される事も焼き払われる事もなく、酸素濃度の極めて低い地下水のおかげで朽ちる事もなく今の姿があるとのこと。発掘には橋りょう工事に使われるような工法で地中深く迄の円筒形のスペースを確保したそうです。発掘現場をそのまま展示に生かしている施設も興味深いです。

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おすすめです。