院内研修〜MiSight 近視進行抑制コンタクト〜

080224Misight

昼休憩はクーパービジョンの担当さんがおいでになり、同社から発売されるMisight 1dayの解説をしてくださいました。マイサイトは小児の近視進行抑制として日本国内初承認を受けたレンズです。処方にあたっては担当する眼科専門医が同社の講習(院長、副院長とも受講済み)をうけ、また施設職員も同社の施設講習を受ける必要があります。今回はこの施設講習でお越しくださいました。矯正器具として見えるための「屈折矯正ゾーン」と近視進行を抑えるための「トリートメントゾーン」を同心円上に複数配置した独自のデザインで、安全性も高いレンズとのことです。

当院では現在小児の近視進行抑制治療として、夜間就寝時に装用するハードコンタクトであるオルソK、低濃度アトロピン点眼(マイオピン、リジュセアミニ)を行っておりますが、いずれも今の所自費診療です。参天製薬リジュセアについては近日選定療養(診察は保険内、薬剤は自費)への移行が噂されておりますが・・・
マイサイトはレンズ自体は割高にはなりますが、幸いなことに保険診療での処方が認められるようです。非常に有望な選択肢であり、当院でも近日処方開始予定としております。
ご多忙中ありがとうございました > クーパービジョンさん。

080224Misight2


除雪三兄弟

080209除雪機1

記録的大雪となっております。
当院の第一駐車場は加茂川の上に架かった橋を超えて入場のため重量制限から業者さんの除雪をお願いできず、また月極駐車場の奥まった区画の一部借り上げなためそこに至る通路も含めて非常に広大な範囲の除雪が必要となります。基本は院長&副院長はじめスタッフさん総出での人海戦術(ママさんダンプ部隊)ですが、少しでも軽減するために除雪機を導入しています。
一号機ユキオス(ホンダ)、二号機シューター除雪機(ホンダ)を状況に応じて使い分けておりましたが、この度新人の3号機が加わりました。

080209除雪機

地元企業のKAWASHIMA(河島農具製作所)さんからやってきた除雪クローラ運搬車「JC731-K」です。
普通の雪の運搬はもちろん、荷台をダンプしながら押すことで除雪しつつそのまま積載、側板を倒し荷台上に排雪板を組み合わせる事で脇に排雪しつつ通路を確保、など
多彩な動きができるスグレモノです。

080209除雪機2

毎年の冬の試練も捗りそうです。
頑張って除雪はしておりますが、アーケードも撤去され医院前も足元が悪くなっております。十分にお気をつけてご来院ください。

山陰手術談話会

080207手術談話会

土曜日の夕方は松江へ。松江市市民活動センターにて開催された山陰手術談話会へ参加してきました。
今回はテーマが閉塞隅角緑内障。特別講演として、島根大学の杉原先生から一般的なお話しの後、実際の症例を数例提示されそれぞれに対してご自身の治療方針のほか、近隣の先生方からのご意見も紹介される形で討論がありました。
日常診療で治療方針にしばしば悩む病態ですが、複数の先生方からそれぞれのお考えを拝聴でき、大変参考になりました。


院内研修〜バビースモ〜

080203勉強会

昼休憩は中外製薬の担当さんがおいでになり、同社の硝子体内注射「バビースモ」(ファリシマブ)について解説してくださいました。作用機序、とくに抗VEGFだけでなく抗アンジオポエチン−2を介して血管壁の恒常性を保つ働きなどお話がありました。
またこれら硝子体注射の大きな問題として、いずれも非常に高価な薬剤であるため患者さんの金銭的負担の問題があります。この点についてもう一人別部門の担当さんもおいでになっており、患者さんの自己負担軽減について高額療養費制度をはじめとした各種医療福祉支援制度についても解説くださいました。
お忙しい中ありがとうございました > 中外さん

第49回日本眼科手術学会学術総会

080131手術学会

金曜日の夜、最終やくも&のぞみで夜半過ぎに博多へ。福岡国際会議場で開催された第49回日本眼科手術学会総会へ参加してきました。
土曜日の朝一番から眠たい目を擦りつつモーニングセミナーへ。レンティスコンフォートのお話を聞いてきました。当院でも採用してずいぶん経ちますが、唯一保険診療で使える多焦点眼内レンズです。プレート型&分節屈折型多焦点、と昨今の多焦点眼内レンズの主流とは異なりますが、乱視にも対応しており長い歴史と定評があるレンズです。裸眼での明視域を確保するためのマイクロモノビジョンやミニモノビジョンとの組み合わせなど参考になるお話でした。
そのなかで演者の野口三太朗先生から東北の大震災被災のご経験を引き合いに「災害時裸眼で見えることの大切さ」のお話もありました。
「矯正(メガネ、コンタクト)でばっちり視力出るならいいじゃないか?」とつい考えがちになりますが、災害時には慌ただしい状況でメガネを紛失という話も耳にします。またライフラインの寸断された不衛生な状況ではコンタクトレンズも使用できません。日本眼科医会には「ビジョンバン」活動があり、災害地域へ出向いての応急診療や点眼処方、コンタクト&メガネの支援など実績がありますが発災からある程度の時間が経ってからの話になります。発災時は照明すら不十分かもしれず、命からがら逃げ出す場面で「迫り来る災害も逃げ道もよく見えない」というのは大変な問題です。「南海トラフもいずれ必ずきますよ」とのお話、考えさせられます。
夜は同門の先生方と晩御飯ご一緒しました。「やま中」というもつ鍋屋さん。ぷるっぷるで非常に美味しゅうございました。