第49回日本眼科手術学会学術総会

080131手術学会

金曜日の夜、最終やくも&のぞみで夜半過ぎに博多へ。福岡国際会議場で開催された第49回日本眼科手術学会総会へ参加してきました。
土曜日の朝一番から眠たい目を擦りつつモーニングセミナーへ。レンティスコンフォートのお話を聞いてきました。当院でも採用してずいぶん経ちますが、唯一保険診療で使える多焦点眼内レンズです。プレート型&分節屈折型多焦点、と昨今の多焦点眼内レンズの主流とは異なりますが、乱視にも対応しており長い歴史と定評があるレンズです。裸眼での明視域を確保するためのマイクロモノビジョンやミニモノビジョンとの組み合わせなど参考になるお話でした。
そのなかで演者の野口三太朗先生から東北の大震災被災のご経験を引き合いに「災害時裸眼で見えることの大切さ」のお話もありました。
「矯正(メガネ、コンタクト)でばっちり視力出るならいいじゃないか?」とつい考えがちになりますが、災害時には慌ただしい状況でメガネを紛失という話も耳にします。またライフラインの寸断された不衛生な状況ではコンタクトレンズも使用できません。日本眼科医会には「ビジョンバン」活動があり、災害地域へ出向いての応急診療や点眼処方、コンタクト&メガネの支援など実績がありますが発災からある程度の時間が経ってからの話になります。発災時は照明すら不十分かもしれず、命からがら逃げ出す場面で「迫り来る災害も逃げ道もよく見えない」というのは大変な問題です。「南海トラフもいずれ必ずきますよ」とのお話、考えさせられます。
夜は同門の先生方と晩御飯ご一緒しました。「やま中」というもつ鍋屋さん。ぷるっぷるで非常に美味しゅうございました。