高度管理医療器継続講習会へ

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日曜は岡山コンベンションにて開催された高度管理医療機器販売業の継続講習会に参加してきました。コンタクトレンズは身近な存在ですが、実は人工呼吸器と同等の高度管理医療機器に分類され、販売管理者である我々も講習会への毎年参加を義務づけられています。
今回も通販のカラコンが話題に上がっていました。基準を通ったはずなのに綿棒でこすったら色落ちするとか、酸素透過性もとても現代の水準にないようです。当院でもときおり真っ赤に充血した若い娘さんがいらっしゃいます。通常よくみるコンタクト関連の障害と異なるものもあり、プリントされた色素(サンドイッチ構造ではない)の機械的、薬品的刺激を疑う事もあります。が、それらの患者さんのほとんどが、お伺いしてもパワー&ベースカーブどころかどのメーカーのなんというレンズなのか?すらご存知ないことも多く、情報が全くつかめない事もあります。これはカラコンにかぎらず、通販で購入していらっしゃる方は同様の傾向があり、そのような患者さんのコンタクトレンズケアがどういったレベルか、想像に固くありません。コンタクトはキチンと扱わねば本当に危険です。後で後悔する事のないように、きちんと眼科での検診&指導をうけるようにお勧めします。

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さて道中はもちろん幌をおろしたポンコツ号で。
堅苦しい講習会のストレスも空に発散させつつ帰ってきました。
良い季節です。