院内研修〜CLD〜

040712勉強会

昼休みはアルコンのコンタクトレンズ担当さんがおいでになりコンタクトレンズ装用に伴う不快感(CLDContact Lens Discomfort)とその一因となるシェアストレス(ずり応力)等について解説してくださいました。
現在よく用いられているシリコンハイドロゲルは酸素透過性が非常に良い優れた素材ですがやや硬く、上眼瞼の圧を受けて上方角膜に傷がつく
SEALs(Superior epithelial arcuate lesions)の原因となり得ます。また同様に機械的刺激、摩擦により巨大乳頭結膜炎(GPC)悪化の原因にもなるとのこと。同社のトータルワン、プレシジョンワンは目に触れる部分の表面処理により眼瞼からの圧を分散して逃すことで角膜への攻撃性を軽減でき、快適な装用感を維持できるとのことでした。
実習においでになっていた鳥取大学医学部の学生さんにも参加していただきました。
ありがとうございました > アルコンさん