第67回日本臨床眼科学会へ

67臨眼1パシフィコ横浜

金曜日の診療後、最終便で羽田へ。第67回日本臨床眼科学会(横浜)へ院長とスタッフさん5名で参加してきました。
今回、院長は当院で行っている白内障手術をもう一度見直そう、ということでそのあたりにテーマをおいて見聞きしてきました。土曜日の朝一番のモーニングクルズスは「角膜切開vs強角膜切開」。そして午後はインストラクションコースの「多機能眼内レンズ」。今更といわれるかもしれませんが単焦点レンズでも球面&非球面、着色&透明の詳しい解説があり非常にためになりました。またいわゆるプレミアム眼内レンズ(多焦点レンズ、乱視矯正レンズ)はその適応等の再確認になりました。現在は多焦点レンズは乱視の方には不向きですが、近日多焦点+乱視矯正の両方を併せ持つレンズも承認されそうとのことで楽しみです。また日本ではまだ現実的には使えませんが、調節機能をもつ眼内レンズの話しもでており興味深かったです。これまでいくつかあった水晶体嚢の収縮を利用しレンズ位置もしくは2枚のレンズ間距離を移動するものはどうやら今ひとつの結果だったようですが、毛様溝に固定するスライド機能をもった新しいレンズの成績が良さそうとのこと。今後が楽しみです。
機器展示会場では和製ビジョンバンが展示されていました。

67臨眼6外見はかわいらしいですが
67臨眼8OCT(眼底カメラも撮れる)装備
67臨眼9診察スペースも立派です。
大震災時、アメリカから空輸されて活躍したMission Vision Vanを模して作られたそうです。
(参照:ビジョンバンのHP)

夜はスタッフさんたちとともに中華街で会食。料理もチンタオビールも美味でした。

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