アイファガン記念講演会

アイファガン講演会

土曜日の夜は千寿製薬の「アイファガン点眼液発売1周年記念講演会in鳥取」へ参加してきました。
演者の先生は教育講演として鳥取大学の小松直樹先生、特別講演として浜松医科大学の佐藤美保先生、熊本大学の谷原秀信先生でした。アイファガン(ブリモニジン)は緑内障の新しい点眼薬で、眼圧下降のみならず「神経保護作用がある」とされるところが大きなポイントですが、谷原先生からはそのエビデンスやメカニズムをお示し頂き大変勉強になりました。

佐藤先生は「診療所でみる小児眼科」と題してのご講演でした。お子様の診察は難しいものですが、そのなかでも見落としてはならないポイントやちょっとしたコツなども紹介頂きました。
お子様の診察は泣かさない事が大切ですので、常に笑顔で時には白衣も脱ぎ、手持ち道具を駆使して、目線も低く等々極力警戒感を和らげる努力をしています。うちの陽気なスタッフ達は人形片手に院長の背後で踊ってくれます(笑)。
勝率は悪く無いと自負してはいますが、いかんせん40過ぎの小太りオヤジがニヤニヤ迫ってくれば、泣いちゃうお子さんもおられるわけで・・。
最終的には押さえつけてでも診察させてもらいますが、ご機嫌で見せてもらう方が圧倒的に所見がとれます。
「こどもって案外賢いんですよ。ちゃんと親ではなく自分に話しかけてくれてると分かるもんですよ」という言葉を肝に銘じたいと思います。