鳥取県眼科医会総会・講習会

260316県医会総会

日曜日午後からは鳥取県眼科医会総会&講習会でした。長男の柔道大会応援(倉吉)からとんぼ返りでぎりぎり間に合いました。小生、来年度から県眼科医会の広報担当理事を拝命することになってしまいました。責任重大・・・。
講習会では2名の特別講師の先生からお話を頂戴しました。
お一人目は鳥取大学動物医療センター・東京医科大学眼科学 伊藤典彦先生。獣医師で眼科専門にされる立場からお話下さいました。犬の白内障手術動画、初めてみましたがもれなく難症例って感じで大変そうです。ヒトとイヌ、共通の遺伝子をもつ疾患など非常に興味深いお話を頂戴しました。
千葉大学眼科 山本修一先生からは網膜色素変性についてのお話しを頂きました。現在治験進行中の点眼薬ウノプロストンは網膜感度の改善がみられるとのことで、使えるようになるのが待ち遠しいです。(緑内障点眼として古くから存在しているのですが網膜色素変性には保険適応がありません)その他人工網膜等のお話もあり、有効な治療法の無かった網膜色素変性にも今後光明が差しそうです。
また検査に光干渉断層計(OCT)や静的視野計の中心感度測定が有用とのお話もあり、さっそく実践しようと思います。