院内研修〜コンタクトの週末〜

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コンタクトレンズ三昧な週末でした。土曜日夜はANAクラウンプラザホテル米子で開催された、平成29年度鳥取県眼科医会コンタクトレンズセミナーへ。特別講演2題で、一題めは大阪大学の高静花先生からドライアイについて解説いただきました。TFOT等ドライアイ診療のお話とコンタクトレンズと関連した話題についてお話下さり大変勉強になりました。また二題目は京都府の小玉眼科、小玉裕司先生から遠近両用コンタクトについて解説頂きました。遠近コンタクトはなかなか処方が難しい印象があり上手く行く患者さんは大変満足されますがなかなか満足されない患者さんもおおく、実はちょっぴり苦手意識がありました。患者さんの利き目を基準にしてそれぞれどのように処方を調整していくか?実例を挙げつつ分かりやすく解説してくださいました。単焦点眼内レンズの挿入後の患者さんに遠近両用コンタクトが喜ばれるとのはなしは目から鱗でした。

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日曜日は車で岡山へ。岡山県医師会館にて開催された高度管理医療機器販売業の管理者講習会へ参加してきました。
コンタクトレンズは実は人工呼吸器等と同様に高度管理医療機器に分類されており、販売管理者である我々も講習会の毎年参加を義務づけられています。コンタクトは身近な存在ではありますが実はそれだけのリスクがあるものなんです。最近当院でも通販や量販店の粗悪カラーコンタクトによる角膜障害の患者さんが増えてきている印象がありますが、カラコンに限らずですがくれぐれも眼科医指導のもとでの正しい装用をお願いいたします。